天井高さの話し
- イタガキ

- 6月7日
- 読了時間: 2分


天井の高さは、空間を構成する1つの要素でしかない。
それなのに、天井は高い方がいいとか、低い方がいいとか
単一要素で議論されているのを見ると、とても気持ちが悪い。
圧迫感があるのは嫌だとか、
広く見えるのがいいとか、
落ち着くのがいいとか、
それが目的。
天井が高いか低いかは一つの手段である。
逆に言えば、他の方法もある。
敷地や環境によって、見える景色も光も開け放てる窓の大きさも変わるし、人のくつろぎ方によって、目線の高さも変わる。
すべて変わるのに
なぜ、天井高さだけ別にして議論できるのだろうと思う。
要は、空間として考えている人が少なすぎるのだろう。
一般の施主様に空間を理解しろなどと無理なことは言わないのだけれども、
言われなくても色んな要素の中でバランスを取るのが
私たちの仕事。
一つの例として天井高の話をしたが、
すべてについて、目的と手法を冷静に切り分けて、
空間から発想しなおすことを真面目にやることが大切なのだと思う。
考えず、いつも同じが楽なんだと思う。
ただ、考えることを辞めた瞬間に良い空間はつくれなくなるのだと思う。
※写真はマンションリノベで断熱をしっかりすると天井高2100しか取れなかった。逆にそれに合わせて居場所の視線の高さや、限りある窓との関係性のバランスをとった。
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