エックスナレッジさんのビルダーズの企画で、
子供部屋や子供が育つ家についての投稿を呼びかけているので、
ここのところ、Instagramでそれに関する投稿を続けてきました。
そこで、ふと自分の子供部屋に対しての考え方を振り返るきっかけになりました。
そもそも、子供部屋とは何をする部屋なのか。。
就寝、勉強、遊び、プライバシーを守るetc
多目的過ぎないだろうか。
寝る部屋と、勉強する部屋と、遊ぶ(どんな遊びかわからないが)部屋に求められる空間性が同じであるわけがないと思う。
寝るのに適した空間だったら、勉強していて眠くなってしまう。
(だから私は勉強していて眠くなったのか?…)
子供のプライバシーに対する配慮である子供部屋。
ただ、考え方によっては
その機能の一部を切り離して、
部屋から外に出したほうが適切なのではないだろうか。
そんな考えが潜在的にあった気がします。
結果、ここ数年で携わった案件の内、何割かが
子供部屋から、勉強の用途を外に出して、
共用部分に書斎機能を持たせたり、
子供部屋の外に遊ぶ場所(セカンドリビングなど)
を設けるような計画が増えていました。
結果、
子供部屋自体は、寝るのに適した空間+思春期を過ぎて、自分の物を部屋に持ち込めるくらいの余裕
程度のものとして比較的こぢんまりとしたものとして、別に豊かな共有空間をつくるようなものが増えた。
これは、将来子供達が家から離れたときにも、
もし個室は子供の物置として残しても
共有部分は他の家族が有意義に使える利点もある。
もちろん、こうした作り方には、家族の関わり方や、
教育方針によるところも関わるので、
必ずこれが正解ということはないと思います。
ただ、ステレオタイプ的に何も考えずにつくるのは
違うなと思うので、ヒアリングの中でそんな話をしてみて、その家に合うバランスを探すわけですが。
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