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執筆者の写真イタガキ

展示場の玄関戸



玄関建具つきました

建設中の展示場の玄関戸がつきました。


素地感を活かしつつ、木の赤みを抑えるアイボリー+オイルの混合したもので塗装。


この玄関周りは、仕上がると天井、右の壁、左の壁、床、玄関戸で全て質感が変わってきます。


竹原義二先生なら、何種類質感を使っても、上手く纏めてしまうのでしょうが。

ここ数年、竹原先生の建物をたくさん勉強させて頂いて、多分に影響を受けてきた気がします。


特に質感。

手仕事の、本物の素材の質感の艶かしさや、

深さを体で感じてきた気がします。


そんなものを目の当たりにしながら、

竹原先生ほど手仕事に対するコストをかけられない難しさ。

展示場という特性上、再現性のある素材選びをしないといけないという難しさ。

その中でどこまで表現できるかという

日々の葛藤が現れている気がします。笑


さて、上手く纏まるのか。

お楽しみに。笑




工事もだいぶ進み、

外部サッシ、電気配線、断熱材の工事が終わり、天井下地まで終わりました。


ここまで来ると、少し空間が見えてきますね。


写真は2階ホールから南側を望む。

天井を組むために木の足場がかかっていますが、

吹き抜けです。


吹き抜けの天井は屋根なりに下がっていって、目線を南側デッキと植栽に向けていきます。


高く、空を望む吹き抜けも気持ちいいですが、

ここでそれをやると、無限に広がる駐車場しか見えないので面白くない。


視線を下に制限することで、

一階空間との繋がりをつくるという選択をしています。



今週の土日(26.27日)は構造見学会です。

多数のご予約頂いてありがとうございます。


時節柄、ご予約制でご対応しておりますので、ご興味のある方はご連絡ください。

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