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執筆者の写真イタガキ

建築家は料理人

『日時計の家』リビング


一言に木の家と言っても、

木の使い方によって、質感や雰囲気の表現は色々。


この家では、木の重厚さや落ち着きのある部分を見せる使い方をしました。


同じ食材でも、料理人で美味しさも表現も変わるように、デザインの世界もそうであると思います。


その割に、材料や仕様で評価される方も多い住宅産業。


そこだけで評価するのはつまらないよ、、、

って思ったり。


良い材料に越したことはないですが、

とってもいい材料を、不味そうに料理する人もいれば、

質素な材料でも、とっても美味しくできる人もいるというのは、建築も料理も同じだったり。



実は、この写真の建物も、

主に使っている木は杉やカラマツなどで、

高級な外国産材を使っているわけではなかったりします。



さて、たまには

良いシェフのいるお店に食事に行きたくなりました。




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