久しぶりのブログです。
バタバタしていてすみません。
さて、今事務所を構えているのは賃貸の一室なのですが、建築のデザインをしている身からすると、
非常に寂しい状態でした。
一年以上前から、
良い物件があれば、マンションをフルリノベーションをして、事務所件住居としたいなと計画していました。
まず、
なぜこのタイミングでマンションリノベーションなのかというお話しをすると、
ここ数年、新築価格が高くなりすぎていて、
少し前なら4000万円で土地購入から計画することもありましたが、今ではまともな家を建てたら、ほぼ不可能になってしまいました。
4000万円でも、35年ローンで月10万円以上の返済。
それでも安くないなぁと思っていたのに、
これがもっと高くなると…。
もし、小さいお子さんのいる20代や30代前半の夫婦だと、もし、気に入ってもらっても金銭的に色々考えてしまう金額になってきたなぁと思います。
そんな時の、一つの選択肢として、
マンションリノベは救いの一手になる可能性があるなと思い取り組む次第です。
それは、単に新築住宅を諦めて、安いマンションに住めばいいと言っているのではなくて、
将来、新築住宅を建てるチャンスを残しながら、
今も豊かな暮らしをしませんかという話しです。
（中途半端な新築が1番悲しい結果になると思っているので）
①まず、若い時にマンションを購入、フルリノベーションして、中の空間としては新築の木の家と遜色ない暮らしをつくります。
②40代後半に差し掛かるまでに、
マンションを売却して、新築を建てるか、
頑張ってローンを返して、マンションを賃貸に出す⇨マンションの賃料を所得に合算して、住宅ローンを借りやすく、かつ返済を助ける資産とする。
（住宅ローンは基本的には35年の商品が多く、80歳前後までしか借りられないので、この時期を逃すと借り入れしやすさの面で不利になっていく）
という、長期の計画で新築住宅取得を目指す計画です。
マンションでも、断熱施工などのやり方によって、
防音性能なども上げられるし、
比較的便利な場所にあるマンションは、
共働きしながら子供を育てる環境として悪くないケースは多いと思います。
逆に、土地を買って建てる場合で、
便利の良い土地を選ぼうとすると、予算に折り合いがつかないことも多いです。
共働きの増えた今の世の中では、
子供が小さい時期、利便性の良い地域でマンションで過ごして、
折を見て、郊外で新築を建てて長閑な暮らしをするというのも悪く無いのかなと思ったりします。
ちなみに、②を賃貸に出す形にしておくと、
万が一、自分が歳をとって、利便性の良い地域でバリアフリーな環境で住みたいとなった時に、
もう一度自分で住むことも可能。
そういう意味ではマンションは最強。
かつ、終活の時に、マンションなら子や孫が、売却などの処分がしやすいというメリットもあります。
悲しい話し、日本の法律だと木造住宅は価値がどんどん落ちて、再販など考えないほうが良い国です。
ただ、鉄筋コンクリート造のきちんとしたマンションについては、
地域によって価格が安定的で、将来の売却なども考えられるというのがこの計画のポイント。
ただ、築年数が古すぎるものを買ったり、
環境が悪かったり、将来の再販が難しい物価を選ばないのも大事なポイント。
そのあたりは、建築と不動産、両方わかる人のアドバイスが必要なのかもしれません。
細かいノウハウは色々あるので、知りたい方はご連絡頂ければ良いのですが、
この計画の難しいところは、
新築を建てたい！でも予算が…
という人が、こんな暮らしなら、マンションでも10年、15年住んでもいいかもね！
と思えるかどうか。
それを見てもらうために、
&
検証するために、
一回、自分でやってみます。
とりあえず、今週から解体し始めましたが、
自分の家は、他の仕事の後回しなので、
いつ完成するのやら。。
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