『久喜の二世帯住宅』景
洗面室の写真
窓の外には杉板目のコンクリート塀に囲まれた、
プライバシーの高い中庭。
この家の水回りは、全てこの中庭に面してつくられ、
洗面や脱衣室、お風呂などならも庭の景色が楽しめる。
洗面室に入ると、大きな窓と、それに直角に配置された大きな鏡。
この2面に庭が映り込み、緑に包まれた迫力のある空間。
埼玉でありながら、避暑地の別荘に負けない景色をつくりたかった。
天井の板は、
nojimokuさんの『こなみいた』の波の細かい方。
桧のクリア塗装なので、ヒノキの艶やかさが際立って
かつ、天井を這う光にも、リブの影が入り込んで深みを出す。
上質な雰囲気となった。
この天井が、隣のトイレ、鏡の向こうの脱衣室、浴室へ繋がって
空間の広がりをつくる。
こなみいたのリブ感が、空間の連続性をつくるのにとても適していて奥行きのある空間となりました。
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