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執筆者の写真イタガキ

架構とデザイン


最近の計画で、構造体を見せるデザインを数件行っています。

それだけが良いと思っていませんが、

一つの手法として良い面があると思って取り入れています。


構造体が見えるデザインは

無駄のない美しさを感じます。


構造部を全て隠してしまう建物よりも考えないといけないことが増えますが、構造体の力強さとリズムには、それをするだけの価値を感じます。


天井を張らないので、電気配線はどこを通すのか、、

照明器具が天井につかない。。

断熱はどこでするのか、

綺麗に見せたいから小梁はかけたくないが強度足りる?など、、、

施工する人も、気を使う場面が増えてきます。。


設計者も、職人さんも、こんなにめんどくさいのに、

出来上がると『やっぱり、これでよかったな』と思えるので、手間は惜しみません。。


手間をかけないプレハブなど企画的な家が多い世の中。


本質的な価値を生むために、

手間を惜しまず、そこの部分にコストを払うことは

大切なことだと思ったりします。



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