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欅の一枚板

執筆者の写真: イタガキイタガキ

計画中のカフェ兼住居に、将来的に入るケヤキのカウンター材を見に行ってきました。


計画地に、元々立っていた欅を切って天然乾燥しているそうで、5年ほど乾燥させて使用します。


年輪の数が多すぎて、何年物の木か全然わからないくらいのもの。軽く100年以上の木なのは間違いありません。


計画は、建物が先に建ってしまうので将来これを入れることを前提にデザインします。


幅1メートル長さ3.8メートルの欅。


なかなかお目にかかる機会もないような材料。


材料が良すぎるので、これをどう活かすか、嬉しい悩みがつきません。


これが入る前の、仮の家具も考えないとならないですが、コストをかけずに

これの代わりを作るのか……。そっちも悩ましい。



この製材所は、フォレスト萩原さんという飯能の西川材の6割を供給しているそうで、

とても爽やかで人の良さそうな社長さんが丁寧に説明して下さいました。


隣で運営されている、

KINOKAというカフェ兼雑貨やさんも素敵で、

桧の葉で作ったミストがとても良い香りでした。


桧の木の匂いは嗅ぎ慣れていますが、幹より

葉っぱの香りのほうが優しい感じでとても良い。


葉は流通しないので、

伐採している林業の方々にしか作れないそうで、

なかなか体験できないようです。


(買ってくればよかったかな)


お食事もとても美味しくて、飯能のほうに行った時には立ち寄ると良いスポットかもしれません。


同じ埼玉なのに、直接のご縁の無かった西川材。

とても勉強になりました。


良いご縁を頂いてありがたい。


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