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執筆者の写真イタガキ

質感と時間

寝室の枕元灯として、

ルイスポールセンのVL-38ウォールを取り付けました。

ウォールライトとしての、光の質の良さは勿論のこと、器具に自然光が当たった時の、曲面の質感と、マッドな真鍮の質感がとても好き。


正しい表現かわからないですが、

色気のある美しい器具。


床や天井の木が焼けて、質感が良くなっていった頃には、真鍮も馴染んで良くなってきているだろう。


ベットの枕元になるあたりは、

ラワンに柿渋塗装。


これも、時間が経つと色味が良くなってくる。


10年後、20年後、さらには50年後が楽しみになるような材料選定をすると、

家は『劣化』しない。


ここに、一つでも時間軸の合わない材料を使うと、

その想いは叶わない。


一生、満足してもらえる家づくりになるように、

細部に気を配った家づくりをしたいと思っています。


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