top of page
執筆者の写真イタガキ

質感と重量感

『紅葉の家』

最近、この外構の擁壁どうやって作ったの?

と聞かれることが多いのでUP。


一言で言えば、鉄板を亜鉛メッキリン酸処理したわけですが、

このサイズでやるのは

意外と色々検討しないと出来ないので

マネするのはおすすめしませんが、

出来ると質感good.


良く、『質感』

というのを気にしたりしますが、

私は、デザインの中で『質感』+『重量感』を気にします。


どういうわけか、

重量の重いものは重い見た目に

軽いものは軽い見た目になりやすい。


この鉄板が、アルミだったら

きっともっとポップで、

軽い見た目になるはずで、

この鉄板と石の重量感が、

ある種の高級感を出してくれるような気がします。


そういう、トータルの見え方をバランスするのに、

お客さんが自分でサンプルから選ぶ家づくりでは、難易度高すぎる。。

(一般的にはそうらしく、家づくり疲れてしまうとよく聞きます)


私は、

一緒に目指すべき方向性さえ決めていければ、

良い方法提案します。


施主が頭を悩ませる家づくりより、

毎回、楽しい提案のある家づくりのほうが、

幸せで、良くなると思っている派です。 


良くお施主さんに言いますが、

『悩むのは僕らの仕事なので、

とりあえず、好きなこと言ってください。

1番良い方法考えますから』

と。


お施主さんが言うことをそのまま作ったら

良くなるとも思っていません。

お施主さんはプロではないので。


その要望の中の、本質的なところを

よく聞き取って、

1番良い方法を考えたら、

きっと期待を超えられるのかなと思っていたりましす。




コメント


bottom of page