北本の家の天井が貼られ始めて、
空間が見えるようになってきました。
空間デザインの中で、とてもとても
トップクラスに
大切にしていることの一つが高さです。
上の吹き抜けの空間の天井高さは、
吹き抜けの下に向かってしっかり天井が下がることによって
ホールにいる時の目線が下に向く操作をして、
下階や庭との空間の繋がりをつくります。
↑寝室などは、
枕元の高さがグッと下がると落ち着きが増して、
そこからの視線が高いところに向かって登っていくことで広がりが生まれます。
↑各部屋に入る一瞬の廊下や、トイレは極めて低い高さのところを潜るように入っていくことで、
その先の空間との差をつくり、
空間性を際立たせます。
(この上は機械室にしているので、高さ方向の無駄が無い)
高さ方向のデザインは、内部空間にとっても大切なことですが、
外観デザインにとってもバランスを整える上で大切なこと。
足場が外れるのが楽しみです。
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