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執筆者の写真イタガキ

お知らせ

私ごとではございますが、

今まで会社員として務めさせて頂いた

大野建設を2023年7/31をもって、実質的に退社させて頂きました。


今後は、現地デザインを専門として、

『アトリエ イタガキ』として活動させて頂きます。


実質的に退社と表現させてもらったのは、

8月いっぱい、有給休暇扱いとしてもらって

その期間に開業準備をさせてもらうので、

席は8/30まで置かせてもらっているという感じです。


今まで、大野建設の連絡先にご連絡頂いていた方、

まだ会社携帯預かっていますが、8月後半のいつかからか連絡取れなくなります、


今後のご連絡は、

080-5689-0538

へお願いいたします!



いわゆる、独立というやつで

より一層、建築に向き合う時間を増やしていくための

方法として、ずっと決めていたことなので、

とても活気にみなぎった心持ちです。


2014年の4月に入社して9年と4ヶ月。

必死すぎて一瞬のようでしたが、振り返るとそんなに時間が経っていたのだと恐ろしく思います。


それだけ、毎日が挑戦と学びに溢れた充実した時間だったような気がします。


会社を離れても、私の建築への志しと

大野建設の向かう方向はそう遠くないように思うので、今後もこの地域では一緒に良い建物づくりをしていけたらいいなと思います。


実は、今日8/1は大野建設の新しい期の始まりの日。

全社員を集めての方針を確認する会がある日です。


私は、誰もいない事務所で、

荷物をまとめて、1人違う道へ歩き出す。



去年竣工したこの展示場『hiyori.ie』は

この会社での集大成のような気持ちで

ここまで挑戦してきた技術を全部置いてこようという

そんな気持ちで取り組みました。


去年8月に竣工し、そこから1年間、展示場のしつらえをととのえたり、受注の手伝いをして盛りたててから辞めたいなと思い務めてきたので、


荷物をまとめながら色んな想いが込み上げてきます。 


丁度、コロナ禍からの物価高騰で

業界全体が辛い状況の中でオープンした展示場。


いつもの建物づくりと全く変わらず、長く使ってどんどん良くなっていく材料でつくっています。


ただ、展示場の悲しいのは

受注の勢いが衰えたりすると、長く残してもらえないことがあるということ。。。


描いているときから、ずっと考えていた想いは、

10年20年とずっと愛されて、時と共に良くなる、

経年を確認して、より一層お客さんに安心して任せてもらえる、

これからの大野建設を長く支える建物になってほしいなという気持ち。


業界的には辛い状況で、今後も状況が良くなるとは限りませんが、その中でもきちんと選んでもらえる

そんな建物であると思いたい。



そんな気持ちを再確認しながら、我が子との別れのような気持ちで、席を後にしてきました。



一歩外へ歩き出して

冷静に考えれば、私は大野建設の発展を祈っている場合ではない。笑


会社をつくったり、手続きしたり、口座やら印鑑やら

作ったり、

有難いことに仕事も変わらず沢山頂いているし、

クオリティも時間の使い方ももっとUPしていきたい。


とにかくいい仕事しないと。。


大野建設で学んだ好きな言葉

『仕事報酬は仕事』

どんだけブラックなんだ…

という捉え方もできるが、

仕事好きな私には、最高。。


よし、仕事しよう!仕事!



明日は上棟!

毎日がんばります!

応援してください!

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