久喜の二世帯住宅『景』
養生が取れて、残すは一部塗装や器具取り付けと造園工事。
親世代はOMソーラーで太陽熱によって、
床から暖める計画ですが、
子世帯は、土間のリビングなので、
直射日光で直接土間に蓄熱します。
ある意味、動力を使わないOMソーラー。
足りない分は、ペレット&薪が使えるストーブで補います。
ワンルームのような大きな空間を、二段階のスキップフロアで、
高さを変えることでプライバシーに変化をつけています。
壁で仕切らないので、土間蓄熱とストーブの熱で全体を暖め、
冷房は上から吹くと全体に広がる計画。
今回は土間リビングという特殊な暮らし方ですが、
案件ごと、暮らし方に合わせて、
その中で自然環境を最大限に生かす暮らし方を考える。
技術が進歩して、電気で何でも解決できるような世の中ですが、
自然環境に逆らって暮らすよりも、
極力、自然をうまく利用して暮らしたほうが、
人間的で気持ちがよいと感じます。
Comments