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執筆者の写真イタガキ

毎食花見

毎食花見という言葉と共に写真が送られてきました。


『紅葉の家』のご主人から。


窓からの風景をテーマにブログを書く時に是非!とのこと。笑


早速書きましょう。笑


風景は、創る風景と、元からの風景がありますが、このお家は本当に環境に恵まれています。


夏に赤くなる紅葉🍁



南側に遥かに続く向日葵🌻


贅沢に思うほどの広い空!(こんなに空が続く景色、意外と無い。)


そして春は桜🌸


見たい風景がありすぎて、とても贅沢な環境です。


こんなに素晴らしい環境は稀で、

普段は逆に、見たくないものをいかに見ないで、

たった少しでも外に見たい景色を探して、造って、

外にどうやって空間を広げるか悩みに悩むのです。



ほんの少ししか取れない小庭を最大に取り込む

『空の家』の窓



プライバシーを確保しながら、空間の繋がりと、

光を取り込む『壁で繋がる家』の窓



緑の中に居場所をつくる爽やかな

『赤城見の家』の窓


パッと思いついた3つの窓を上げましたが、

いずれの窓も、

ちょっと向きが変わったり、

ちょっと位置が違うと、

全く良い窓になりません。


私の、良い窓をつくるルールは


1.見たい景色を探す。

2.見たくないものを見ないで済むようにする。


3.外から見られると落ち着かないので、

プライバシーを確保する。


4.人が居る居場所から見て良い窓となるようにする。


etc‥‥。


これを書きながら、細かい事言うともっと自分ルールがたくさんあることに気がつきましたが、

長くなるので企業秘密ということにしましょう。


気になる人は聞きに来てください。笑



敷地に立った時に、

そういうことを感じ取る感性が

設計者の必要能力のような気がします。


私が敷地でぼーーっとしていても、

不審者ではありませんので、

通報しないようにお願いします。

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