ネコと言っても、にゃーと鳴くほうではなく、
現場で土や砂利を運ぶ一輪車。
大学時代からの友人のせっきーが、
co-linkさんというベンチャー企業に携わっていて、
この商品のインバーター部分の開発をしたとのこと。
(商品はCubo Rexさんというところの商品)
既存のネコに、タイヤを交換してバッテリーとスロットルを取り付けるだけで、
スイスイ進みます。
パワーが5段階で調整できて、Maxにすると
ダッシュくらいのスピードが出ます(そこまで使わないか。)
元々は、みかん農家さんなどに使ってもらうために作ったそうですが、
建築現場でも使えるように、タフに改良中。
今日は、現場の意見をフィードバックするために、
よくお世話になっている
たじま庭工房さんに、商品を貸出に行ってきました。
改良版は5〜6月頃に発売予定ですが、
田島さん的には、これでいいから欲しい!とのこと。
現場の人手不足、これからの現場の高齢化…。
建築業界に待った無しで押し寄せる課題。。
若者1人が建築現場で頑張っても1人分の働きしかできないですが、
こういう技術を持った若い人たちの力で、
業界全体の労働パワーが底上げされていくことは、
間違いなく日本の建設業の助けになるはず。
実は彼らには、他にも色んな技術ノウハウがあって、
それをどんな形で、人の役に立てる形にするか
試行錯誤しているところだそうで、
現場の意見や、消費者の意見さえ吸い上げられれば、
どんどん人の役に立つものを作ってくれるのではないかという勢いを感じました。
私たちは、目の前のお客様の暮らしや人生に
向き合って仕事をしていて、
与える影響はその家族や、広く考えてもその周りの地域に対してというのが、今の私の実力。
(建築家の先生たちは建築を通してもっと大きな影響を与えることもあるだろうが)
広く社会の助けになる商品を作る仕事というのは、うまくいけば社会全体を助けることに繋がると思うと、建築とはまた違ったロマンや使命感があるようにも思えました。
何より、そういう仕事を同世代の
友人がやっていると思うと、純粋にかっこいいなーと思ったのでした。
微力ながら、
現場と開発者をつなぐことや、
日頃、一般ユーザーからの声を聞く立場にいることを
生かして、フィードバックをすることなど、
出来るだけの協力をしていきたいなと思いました。
それにしても、
私も電動ネコ触らせてもらって思ったのが、
これに慣れたら、これ無しには戻れないなというほどの作業性能の高さ。
お金出しても、間違いなく元とれると思いました。
スマホが普及したら、スマホ無しには戻れないくらい、
大工の電動工具が普及したら、無しには戻れない
くらい、
造園、外構、土木には必須アイテムになっていくと
感じました。
現場での使用をお考えの方は、
現行商品より、タフに改良される予定の商品の購入をおすすめします。
もう少しお待ちください。
彼らがこのような商品を作ることで、
危機的に人手不足な建設業会が、少しでも救われていって、結果、消費者の利益や社会の利益につながると信じて応援します。
いいなと思った方は、お問い合わせもらえれば
ご紹介します。
どんどん、世の中に広まってくれたらなと願います。
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