Untitled
- イタガキ

- 2025年12月15日
- 読了時間: 1分
『彫刻の家』寝室

日中でも、ある程度の暗さを出したいという話しがあり、
布を巻き込んで、表裏に貼る『布框戸』をご提案。
布はお施主様が貼った、麻布のような生地。

二重になるのである程度の暗さは出しやすいし、
真っ暗ではないのが丁度よい。
気に入らなければ、自分たちで布を変えられるつくりにしているのがポイント。
昔ながらの敷居鴨居でおさめて、戸当たりにはしゃくりを入れてあるので、光漏れがほぼ無い。
施主の『ある程度の暗さを出したい』という要望から、『光漏れがあると気持ちわるいな』
と感じて、
『それならこんなおさまりだと解決できるな』
とやり方を考える。
暗さを出したいと言っても、真っ暗が良いわけではなく、木戸のような重厚な感じだと、
真っ暗かつ圧迫感が出るので、
調整できて、布を変える楽しみもある布框戸を提案した。
聴いて感じる力と、
それに合った提案が出来る知識やアイデアの
両方が無いと、
要望に本当の意味で寄り添った提案にはならないのだと思う。
少し窓を開けると、漆喰の壁に舐める光の陰翳がとてもよかった。

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