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Untitled

『彫刻の家』寝室


日中でも、ある程度の暗さを出したいという話しがあり、

布を巻き込んで、表裏に貼る『布框戸』をご提案。


布はお施主様が貼った、麻布のような生地。


二重になるのである程度の暗さは出しやすいし、

真っ暗ではないのが丁度よい。

気に入らなければ、自分たちで布を変えられるつくりにしているのがポイント。


昔ながらの敷居鴨居でおさめて、戸当たりにはしゃくりを入れてあるので、光漏れがほぼ無い。


施主の『ある程度の暗さを出したい』という要望から、『光漏れがあると気持ちわるいな』

と感じて、

『それならこんなおさまりだと解決できるな』

とやり方を考える。


暗さを出したいと言っても、真っ暗が良いわけではなく、木戸のような重厚な感じだと、

真っ暗かつ圧迫感が出るので、

調整できて、布を変える楽しみもある布框戸を提案した。


聴いて感じる力と、

それに合った提案が出来る知識やアイデアの

両方が無いと、

要望に本当の意味で寄り添った提案にはならないのだと思う。



少し窓を開けると、漆喰の壁に舐める光の陰翳がとてもよかった。





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