竣工1年半後…
- イタガキ
- 8月10日
- 読了時間: 1分
先日、所用で昨年竣工した『景』のお家にお伺いしました。

お手洗いをお借りした時に、洗面の前でパシャリ。
竣工時よりも、緑が美しく思わず1人で声が漏れました。
映り込む木々も、差し込む木漏れ日も、景色を取り込む仕組みがきちんと機能していました。

お施主さま曰く、
毎日この空間で暮らすと忘れてしまうこともあるが、
ふと目をやって『あぁ、豊かだなぁ』と再確認する瞬間が
とても良いとのこと。
そう言って貰えるのが一番ありがたい。
一番長く過ごす『家』だからこそ、
毎日に少しずつ、豊かさを感じられることが
最高の贅沢だと思います。
それは、高級な材料を使うから得られるというものでもなく、
ただただ、空間と景色と時間の対話の中から得られる
『建築』ならではのデザインなのかなと思います。
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